検索結果でのCTRを高めるにはメタディスクリプションが重要という話
メタディスクリプションって何?メタディスクリプションは必ず設定しないといけないの?検索結果1位の記事なのに、クリック率がめちゃくちゃ低い…どうしてなんだろう?
こういった疑問に答えます。
- メタディスクリプションの説明
- メタディスクリプションを設定しないといけない理由
- メタディスクリプションの書き方
- ディスクリプションの注意点
ブログを始めると、遅かれ早かれ存在に気づくメタディスクリプション。
この記事では、前半でメタディスクリプションについてザックリ解説し、後半でクリック率を上げるディスクリプションの書き方をご紹介します。
5分ほどでサクッと読める記事になっていますので、最後までぜひ読んでいってください。
メタディスクリプションとは
ブログ初心者のために、メタディスクリプションとは何かを解説します。
メタディスクリプションとは、GoogleやYahooで検索した時、タイトルの下に表示される短い文章のことです。
この部分は通常、ブログの冒頭文などから勝手に抽出生成されるのですが、ディスクリプションタグを設定することで任意の文字を検索結果に表示できるようになります。
ブログを始めたばかりだと、メタディスクリプションの存在にすら気づかないかもしれません。
しかし、ディスクリプションはブログのアクセス数を増やすのに効果的な役割を果たすので、覚えておかないとまずいです。
ディスクリプションのことを知らなかった方は、この記事でたくさん学んでいってくださいね。
ディスクリプションを設定しなければいけないたった1つの理由
ディスクリプションを設定するかしないかは個人の自由であり、設定しなかったからといってペナルティを受けるということもありません。
しかし僕は、メタディスクリプションタグは絶対に設定した方がいいと思っています。
理由は1つ。
ブログにディスクリプションタグを設定しておいた方が、単純に記事のクリック数が上がるからです。
以下をご覧ください。
検索結果の要素のうち、どの要素がクリックの意思決定に最も影響を与えるかを尋ねると、回答者は以下のように答えた。
- meta description:62.9%
- ブランド名:24.2%
- タイトル:13%
引用:【調査結果】meta descriptionとブランド認知はクリック率へ大きな影響を及ぼす
こちらのサイトに書いてある数値を見れば、メタディスクリプションがいかにクリックに影響を及ぼしているか分かるでしょう。
どれだけ検索順位が高くても、ディスクリプションが魅力的でなければクリックされないわけです。
せっかく内容が良くても、クリックされない…これってすごくもったいなくありませんか?
ブログの機会損失を防ぐためにも、ディスクリプションは必ず設定するようにしましょう。
検索1位なのにクリック率が低いという記事は要チェックです!
クリック率が2倍になるディスクリプションの書き方
ここからはディスクリプションの書き方を解説していきます。
クリック率が上がるメタディスクリプションの書き方は、以下の通りです。
- 文字数を120文字以内におさめる
- ブログ記事の要約を書く
- SEO対策キーワードを盛り込む
文字数は120文字以内におさめる
ディスクリプションに設定する内容は、120文字以内におさめるようにしましょう。
なぜなら、120文字以上の文章を設定してしまうと、検索結果に表示された時に途中で書いたことが切れてしまうからです。
途中で切れた例は以下のような感じ。
検索結果に表示されたときにディスクリプションが切れていると、ユーザーが何について書かれているブログなのか理解しにくくなってしまいます。
そうなると結果的にクリック率も下がります。
120文字以内に揃えないと絶対ダメ…という訳ではありませんが、クリック率を上げるためにも120文字以内でディスクリプションを設定しましょう。
記事の要約を書く
ディスクリプションには、記事がどんな内容であるかの要約を書くようにしましょう。
記事のまとめをザックリと書くことで、どんな記事なのか検索結果を見たユーザーが想像しやすくなります。
考えてみてください。
ディスクリプションが設定されておらず、冒頭文のあいさつ部分が検索結果に表示されていたとしたら…
あなたはその記事をクリックしようと思いませんよね?
ここまで読めば分かると思いますが、ディスクリプションは本当に重要です。
記事の要約を書いて、ディスクリプションに設定しましょう。
SEO対策キーワードを含める
ディスクリプションには、SEO対策キーワードを含めるようにしてください。
目安は1文につき1キーワードくらい。
実際に検索してみるとわかりますが、検索ワードと同じ単語の部分は検索結果では太字で表示されます。
これで少なからずユーザーの目に留まる可能性が高くなります。
記事を作る際に決めたSEOキーワードを含めて、ディスクリプションを設定しましょう。
ディスクリプションを設定する際の注意点
ディスクリプションを設定する際に、注意していただきたいのは以下の2点です。
- SEOキーワードは含めすぎない
- ディスクリプションが必ず表示されるわけではない
SEOキーワードは含めすぎない
ディスクリプションにSEOキーワードは盛り込みすぎないでください。
なぜならキーワードを入れすぎると、何について書いてある記事なのかユーザーが判別しにくくなるからです。
その結果クリック率が低くなり、検索順位も下がってしまいます。
先ほど解説した通り、SEO対策キーワードは1文につき1キーワード でおさめるようにしましょう。
ディスクリプションが必ず表示されるわけではない
ここまで解説しといて申し上げにくいのですが、設定したディスクリプションは必ず表示されるわけではありません。
Googleはユーザーの検索ワードに合わせて、ディスクリプションの内容を記事内から引用しているからです。
例えディスクリプションを設定していても、Googleがディスクリプションよりもマッチしている文章があると判断すれば、そちらが表示されるというわけです。
なのでディスクリプションは、あくまでデフォルト表示されるものだと覚えておいてください。
まとめ:ブログのディスクリプションは真面目に設定しよう
記事の内容を参考にすれば、ブログのクリック率は確実に上がります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- ディスクリプションはクリック率に6割以上の影響を及ぼす
- ディスクリプションは120文字以内におさめて
- 記事の内容をザックリと書く
- SEOキーワードは程々にいれる
記事の内容が最優先で後回しにされがちなメタディスクリプションですが、クリック率に影響が出るので設定しないまま放置してはいけません。
この記事で書いた「メタディスクリプションの書き方」を参考にして、クリックされるブログ説明文を考えてみてください。